拝啓、二宮様

拝啓、二宮様
私はこのドラマ大好きでございます。神楽坂も大好きになりました。オンタイムで拝見しておりましたがあとからじわじわ滲んでくるドラマですね。こんなに後味のいいドラマって少ないと思います。素敵なドラマをありがとうございました。




拝啓、父上様 DVD-BOX

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何度も書いてますが、私にのドラマで『拝啓、父上様』がいちばん好きです。出演されている俳優さん達が皆さんホントに超一流で真剣なシーンでもユーモアが溢れていてごく当たり前の日常がたんたんと流れているんだけど、どこかで本当にありそうおはなし。北の国から見てないけどくらもとそうってやっぱりすごいっ!って心底思いました。
だいたい嵐くん出演ドラマってどうしても本筋より嵐くん本人見ちゃうんだけどこのドラマだけは別。まずは物語。シンプルだけど濃い人間関係ってどこにでもあるし、おしゃべりで噂話好きな近所の人たちってすっごいリアル。
女将さんはかわいくて癒しそのものだし、竜さんはどぉーんと構えていて頼りがいあるし、ゆき乃ちゃんはかっこいいし、若女将のキツイけどホントは優しいし、保さんはちょっと情けないけどやるときはやりそうだし。とにかくキャラクターがみんなイキイキしてる。
一平ちゃんは、世間ズレしてなくて恋愛に疎くてまっすぐで妄想好き(?)で周りの人にとても愛されていてそしてとても律儀な人。どこか飄々としているところもなんとなくにのっぽい。

まとめると一平ちゃんはかわいいってことです。にのもあいかわらずスゴイってことです。

くらもとせんせいがにのありきで書いたドラマっていうのがよくわかる。にのの魅力満載のドラマ。さりげない表情とか目線とか見れば見るほどにのってやっぱり演技すごいんだね。大御所達に負けてないと思いますよ。私は女将さんと一平ちゃんのほのぼのしたやりとりが大好きなんです。女将さんに翻弄されてる一平ちゃんの困った顔はサイコー!!ホントいい顔するんだよねっ!あの困り具合はサイコーだよ。特にゆき乃ちゃんの部屋で一平ちゃんが女将さんにお金とキャッシュカードを箪笥から持ってくるお願いされるくだりと「パティオ」で女将さんにそのときの報告をする様子は何度見てもほのぼのしちゃう。
やちぐささんって本当に素晴らしい女優さんですね。私も女将さんのようなチャーミングなおばあちゃんになりたいです・・・。やちぐささんともりさんの女優対決も見ごたえありました。にの抜きにしても普通に人情ドラマとしても大好きです。
・・・まぁにののナレーションってのが北の国のじゅんくんみたいだけど。でも、このドラマでにのの声の魅力に気づいたのよね・・・。とにかくにのの声が好き。

今回は神楽坂の風景メインでドラマを楽しんだんだけど、自分が探索したばかりなのでいつもの倍楽しめました。私が行った神楽坂には芸者さんは歩いてなかったけど、出勤前の芸者さん風の方や一平ちゃんのようなカッコした料理人が歩いていたり、お店の前を打ち水をしていたり、猫にえさをあげてる人がいたりドラマの世界がそのままありました。

秋風吹く頃、またのんびりと歩いてみたいです。